いちご白書という映画は見ましたか?見てない人がほとんどでしょうね・・・・。1970年の映画で、「卒業」、「イージーライダー」、「俺たちに明日はない」とともにアメリカン・ニューシネマというらしい。ハリウッド映画とは対照的に低予算で作られてるけど主張があって斬新なアイデアが個性的でカッコイイです。
「いちご白書」はその当時 世界中に吹き荒れていた学生運動がテーマで、主人公の男の子はボート部の部員、水色のオックスフォードのボタンダウンシャツと銀縁の眼鏡をかけています。そのいかにもエリートで保守的そうな(髪は少し長めだけど)彼がだんだん“movement”にはまっていくわけなのです。そこにはモテたいとかカッコつけたいとかももちろんあるのですが、純粋で誠実ないまの時代にはなくなってしまった澄んだ空気が流れていたりもします。前に見たときはあまり面白いと思わなかったのに、こないだ見たときはやけに主人公やその友達、彼女がかわいく心地よく思えました。それは私が歳をとったからなのでしょうか?それとも最近あまり出会わないピュアさが新鮮だったからなのでしょうか。
 絵はその主人公の着ていたシャツをモチーフにしています。“movement”に参加している学生はその印に腕に赤いリボンを結んでいるのです。人物が売り(と、思ってる!)私の絵の中でめずらしくモノだけなのですが展覧会の絵の中では一番人気だったかも・・・・ちょっと複雑な気持ちですね。